株式会社中川忠工務店
7㍍の無垢の桧で出来た八角形の大黒柱が暮らしを見守ります
開放的な吹抜けは、空間を広く演出したり、明るい日差しをふんだんに取り込んだり、空気を循環させたりと様々な役割を果たしてくれます。そして、写真のおうちの吹抜けには、1階から2階、そして天井までを1本の無垢の桧で結ぶ八角形の大黒柱を建てました。その長さ、圧巻の7メートル!大黒柱は、木造建築物の構造において、最も重要な役割を果たす通し柱のことをいいます。家の中央に位置し、一般的にその建物の中で最も断面積が大きく太い柱になります。昔から、家族を背負って立つ父親のことを「一家の大黒柱」と呼ばれてきましたが、まさに日本の伝統的な木造建築の大黒柱からきています。家の大黒柱は、家のバランスを支える重要な柱。その柱となる桧の無垢材は、時間の経過と共に変化する色味や風合いを楽しむことができる、趣深い材。家が完成してから始まる新たな暮らしを見守る大黒柱。自然素材ならではの無垢の木の変化をお楽しみ下さい。